IPv4枯渇に向けた各地の動き-IPv6移行キャンペーン!
北米地域のARIN、日本のJPNICが、IPv4アドレス在庫の枯渇への対策を 表明した。つづいて南米/カリブ地域のLACNICも発表した。 ARINやJPNICに比べて、IPv6への移行に対して、非常に具体的かつ 積極的な方策であることが興味を引く。
JPNICの参考訳によると、、、
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LACNICは2011年1月1日までに地域内の全てのネットワークがIPv6を
採用するよう地域キャンペーンを実施する。
IPv6利用を推奨するための地域内でのイベントや会議からなるキャンペーンを
開始し、キャンペーンの補完として、この問題に関する関連情報を継続的に
公開していく。地域内のネットワークが移行及び対応を行うことを推奨する
ため、LACNICによるIPv6割り振りは費用無しで行われる。
とのことだ。APNIC、JPNICよりも積極性が伺える。 このキャンペーンの目標は、ラテンアメリカ及びカリブ海地域が2011年1月1日 までにIPv6採用プロセスを終了することにあって、ある意味、いまから 地域全体での利用に足りるだけのIPv4アドレス空間を確保するのは難しいと 考えているのであろう。
まぁ、それは無理もないか。南米地域のLACNICとアフリカ地域のAfriNICは まだ発足して間もないRIR (Regional Internet Registry)で、地域での ニーズに足りるIPv4アドレス空間の獲得はもう無理だ、とある意味判断 せざるを得ないのだろう。
でも、これでIPv6への移行が一つの解決策とRIRが認めたことになる。 「仕方なく」かもしれないが、今後IPv4アドレス空間の取得にはよりコストの かかるスキームになっていくのは明らかで、ようやくIPv6が低コストネット ワークのベースになることが理解される素地ができてきたかも。
AfriNICとRIPEはどのようにでてくるのだろう?
(2007/06/24 戦略企画室 伊藤)
