ファシリティネットワーク
ファシリティネットワークとは
ビルなどの建物にある照明や空調などの設備を制御・管理することをBA(Building Automation)といいますが、ファシリティネットワークはそこで利用されるネットワークです。
概評的なファシリティネットワークの構成と機能は以下のようになっています。
ファシリティネットワークは、これまでベンダー内に閉じた各社独自のシステムからいくつかの公開された仕様に基づくオープンシステムへと進化してきました。
現在、ファシリティネットワークには以下に挙げるような物が存在します。
- BACnet(a data communication protocol for building automation control network)
- LonWorks(Local Operating Network)
近年のIPv6の登場とその実装及び適用が進むにつれて、ファシリティネットワークにIPv6を適用することが検討されています。これは、制御する機器によって異なるネットワークであった複数のファシリティネットワークを、IPv6を使うことで一つのネットワークにしてそのコストを抑えることが期待されているためです。
IPv6の適用
これまで、IPネットワークに接続されてこなかったファシリティネットワークですが、次世代IPであるIPv6の登場によりファシリティネットワークそのもののIPv6ネットワーク化やIPv6ネットワークとファシリティネットワークの接続が考えられています。
その理由として、
- きめ細かい制御をすることでエネルギーコストをもっと削減したい
- 設備機器を自動で設定したい
- 中央監視を容易にアウトソースしたい
- ファシリティ以外のシステムと連動したい
といった要望がビルオーナーにあるためです。世界中のありとあらゆる場所からのエンドツーエンド通信を実現するIPv6を用いることで、
- ビルの初期コストおよびランニングコストにおいて大幅なコストダウンを実現できる可能性を秘めている
- 機能面、運用面双方において高い将来拡張性を持たせることができる
といったことが期待されています。
IPv6との融合による実現例
省エネ連動(個別照明)
機器の自動設定
中央監視のアウトソース
セキュリティ連動
ユビテックの取り組み
ユビキタス研究所および事業部では、ファシリティネットワークとIPv6ネットワークの融合を目指して、ファシリティネットワーク上の全ての機器を仮想的にIPv6ホストに見せる事が可能なBX (Building eXchnage)に取り組んでおります。BX に関する詳しい情報は、こちらをご覧下さい。
