IPv6・センサネットワーキングコンソーシアム

○IPv6、センサネットワークとは
IPv6、センサネットワークは、ユビキタス社会を実現する重要な技術です。(詳しくは、センサネット・RFID・IPv6 を参照願います)。
コンソーシアムでは、IPv6、センサ機器、BA(ビル・オートメーション)、HA(ホーム・オートメーション)、建設、通信など、関連する企業が集まり、IPv6、センサネットワークを活用した調査研究活動を行っています。

○IPv6、センサネットワーク普及上の課題
新しいサービスを事業化したり、新しい設備を導入するためには、採算性が重視されます。関係する企業や団体と調整し、機器を購入し、ネットワークを敷設し、システムを開発し、顧客を確保し、料金を徴収し、と考えていくと、とても採算を取ることは難しそうです。新しいサービスを始められないから、新しい技術や製品も使われないということです。
例えば、交通機関やショッピングモール、マンション、オフィス等を連携するインフラを構築しようとすれば、誰がそのコストを負担するのか、どのようなサービスを提供するのか、誰から料金を取るのか、といった問題により、実現は困難を極めます。しかし、インフラが実現されなければキラーアプリケーションのアイデアも出て来ないでしょう。

○Web通信規約によるマッシュアップ
近年、企業情報システム等で利用されているWebサーバの通信規約 SOAP/XMLが情報家電やビル設備でも利用されるようになっています。本規約を活用すれば、様々なインフラを相互接続することが可能となります。

しかし問題はキラーアプリケーションです。コンソーシアムでは、それを事業者、ユーザ企業、消費者など、全員で考えることを提案しています。これはすなわち、「全員参加型」というWeb2.0的発想です。そのためには、ビルや住宅、公共施設、ショッピングモールなど、あらゆる設備が情報を発信し、誰にでも利用させることが必要です。
○マッシュアップの具体例
しかし、ビルや公共施設が情報を発信することなどありうるのでしょうか。また、それを利用して何か良いことがあるのでしょうか。
コンソーシアムでは、具体的な事例を想定し、デモシステムを構築しました。
地下街には、地下鉄やJR、商店、出入口のオフィスビルなど、様々な関係者が存在し、様々な人が通ります。地下街同士がつながって広がっていった場合には関係者の調整は困難を極めると思われます。しかし、地下鉄改札、出入口ビル等がそれぞれ、出入口開閉状況等の情報を発信したらどうなるでしょうか。

地下鉄は、それを利用して深夜の出入口開閉マップを表示できるかもしれません。また、消費者がPDAなどを利用して、自分でマップを作るかもしれません。それがインターネットを通じて広まれば、商店街がそこに広告を載せたいと思うかもしれません。このように、みんなが情報を出せば、何かアプリが生まれる、ビジネスが生まれるチャンスがあります。ビジネスが生まれれば、それを支えるIPv6、センサも普及すると期待されます。
コンソーシアムでは、今後も調査研究活動を行っていきますので、皆様のご参加をお待ちしております。詳しくは、右のリンクからコンソーシアムWebを参照願います。
